心感デッサン

 『ピカピカ』
涙と心が入り交じって屋根に昇ってアンテナを直した
 
テレビの端に星が落っこちてピカピカ  

 愚暗と恐怖と失敗で目覚めた夜に
鋭く光る獣の瞳 さすれど再び
 何万もの星が消えた宵

産声を上げた朝の神妙な空気が
 誰かを呼ぶ 誰かを待ちわびて呼ぶ

光の端っこが自信満々に顔を見せれば
 ピーンとした空気が一瞬黙って
白光とオレンジに溶ける

 そうやって1日が終わりまた始まれば
 明日は良い日が来る と
思って止まない 最悪だと誰が決められようか

 暗闇に潜む魂ピカピカ

引き込まれて 造り出して 弾き出して
  異次元で遊んだあとは
余韻を残して眠るだけ 其れで良いかい

 灰皿が寂しげだけど 共に生きる
納得した説明 更に納得して
 今日が終わりまた始まる
 
ピカピカは存在しつつ幻
 あなたの周りには幾つのピカピカが
意味を持って 持たなくて存在しているだろう