心感デッサン

 『蛍行き交う』
湯気で半曇りな四角い窓に
 わたくしをぬぼっと浮き立たせて
目で追える速さで
 次々と蛍行き交う

金 白 青が半透明なわたくしを
 すり抜けそれは輪を描いて

此処を出たらもう
 しろっこになりたいな
あの子らは冬になると必ずやってくる
 
白い綿毛を引っ提げて
冬の寒さを連れてこいと
 ひっきりなしに浮遊して

わたくしは此れから冷たい雨に
 身を潜めとぼとぼツルツル帰るのだ

悲愴の凍てつく空気に
 疲れはまだらに絡まる

もうどうしてもそんな気になって
 仕方ないということを
この蛍行き交う中で感じずには
 いられないのだ       

2コメント

art charcoal and poem gallery

基本的に『木炭画』、『絵』 、『心感デッサン』というオリジナルな詩を載せます😃何故なら全てが芸術だからです🎵良かったらよろしくお願い致しますm(._.)m